Webエンジニアの備忘録

およそ自己の作業メモとして残しております。

aws-sdk-phpを利用する際のバージョンについて(2系、3系)

aws-sdk-phpを利用する際にバージョン関係の把握や、実装方法の検討に時間をとってしまったのでメモしておこうと思いました。

 

最新バージョン・ドキュメントの確認について

GitHubで公開されているものがもっとも新しいです。

github.com

Releaseバージョンもあるので、Composerで利用できます。ドキュメントについてもReadmeにリンクが記載されているUsers Guideが最新と考えていいでしょう。

 

バージョン3におけるバージョン2機能の包括について

バージョン2はバージョン3に包括されていました。

このブログを書いている時点で最新はVer 3.0.10とVer 2.8.13でした。一応両系とも保守対象となっている模様。←これもあり、最初は併用するものと勘違い

ちなみに1と2については併用可能と明示されていますが、2と3はnamespaceがぶつかるからやめたほうがいいです。

http://aws.amazon.com/jp/sdk-for-php/ 

3系で2系が動くロジック

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https://github.com/aws/aws-sdk-php/blob/master/src/Ses/SesClient.php

SesClientのコードを見た時、「あれ、開発中なのかな?」と思ってしまったのですが、3のみでちゃんと動きました。

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https://github.com/aws/aws-sdk-php/tree/master/src/data

Jsonで過去バージョンのフォーマットが入っており、現行で動作するようにラップしてくれてるようですね。結構泥臭いですね…(^_^;)

結論

AWS SDK for PHPをこれから利用するのであれば3系のみを使えば良い。

(ただしPHP>=5.5)